アマチュア無線を再開して2020年11月11日よりQSOを始めました。高額な無線機を購入することは無理なのでキットを購入して開局しました。HFに出たかったので7Mhzモノバンドキットを購入TSSで保証認定をしてもらい開局となりました。
ところで今のアマチュア無線は小中学生の皆さんにとってはとっつきにくいものだと思います。なぜならオールバンド高機能高額な無線機はお小遣いでは買えません。またオールバンドでアンテナを設置することは無理です。とりあえず7MHzで開局と考えてもモノバンドの低価格な無線機は国内では手に入りません。キットの作成を手助けしたりアンテナ設置の応援をするアマチュア無線家のグループもありません。
今はお金をだせば講習会で免許がもらえる時代ですがその後のことはなにも考えられていません。私が国家試験を受けた頃はすべて筆記試験でした。日本にもアマチュア無線の団体がありますが開局については無線機を購入し技適番号で局免を取ります的な安易な説明となります。
アマチュア無線は本来、科学的な趣味です。
JARL
電子部品を利用して無線通信機器を作ったり、手作り無線機やアンテナを使用して交信し、電波の飛び方などを研究してきました。
本来のアマチュア無線の楽しみを捨てた団体としか思えません。もっとアマチュア無線が楽しめるような柔軟な法整備の提言やメーカーへの働きかけ方等するのが団体の使命だと思います。
結局私は中華製の7MHzモノバンドキット KN-Q7A を組み立て開局しました。アンテナはモービルホイップで我慢これでも国内QSOを十分楽しめました。JL1KRAさんの共同購入プロジェクトで購入する事ができます。その後インドのオールバンドキット uBITX を作ってみました。最近では uSDX (Arduino (ATMega328)によるSDRマルチバンドオールモードトランシーバー)を部品を集め製作手持ちのパーツ等使えば1万円以下で完成します。
こういったキットは国内では皆無ですし無線機メーカーは見向きもしてくれません。・・・・
またいつもの愚痴になってしまいましたが昔の楽しかったアマチュア無線が懐かしく思います。